旅客試験

旅客試験は、バスやタクシーなどの旅客を運ぶ業務に携わる運行管理者資格を取得するための国家試験です。貨物と旅客の2種類があり、貨物試験と同様に、人や物を運ぶ際の法律や業務に関する知識・技能が問われます。

【旅客試験の概要】
年2回、3月と8月頃に実施されます
指定の受験資格を満たしていれば、全国の試験会場で受験できます
試験の実施、管理は公益財団法人運行管理者試験センターが行っています
合格基準は、貨物・旅客共通で、総得点が満点の60％以上であること、および出題分野の①～④については正解が1問以上、⑤については正解が2問以上であることなどです

【運行管理者試験の対象】
緑ナンバーを有する運送事業者が事業所に配置する運行管理者
運送会社に勤務している人の中には、この資格証の取得を会社から命じられることもあるでしょう

【旅客試験の出題分野】
道路運送法関係
道路運送車両法関係
道路交通法関係
労働基準法関係
その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識および能力